１０月２６日、さぬき市大川町のみろく自然公園野外ステージで、大川地区保護司会主催の社会を明るくする運動秋季キャンペーンが開催されました。高松保護観察所長宮山芳久様をはじめ、多くのご来賓の方々のご臨席のもと、「みろくひる市」に合わせて盛大に開催されました。

更生保護活動や犯罪を犯した人の立ち直りを支援する社会づくりに理解を深めるのが目的です。今年度、香川県中学校生徒弁論大会で優秀賞に輝いたさぬき南中学校３年生の西田敦紀さんが受賞作品を朗読されました。

このほか、地元の子ども達で構成する人権劇団「未来（フューチャー）」が手話を交えて歌とダンスを披露しました。

上方落語家、桂七福さんによる人権講話をお聞きし、人権に対する意識をより一層高めることができました。七福さんは日常的に言葉を扱う落語家という職業から人権をテーマに講話。相手の受け止め方次第で言葉の意味が変わることを軽妙な語り口で紹介し、「もし言葉にずれが生じたら修正や言い訳をして互いに話し合って『私はあなたのことを大事に思っています』ということを伝えて」と呼びかけました。