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令和7年度公開ケース研修会が開催されました

新着情報

7月24日(木)、さぬき市の志度公民館にて令和7年度公開ケース研修会が開催され、大川地区保護司会と更生保護女性会の皆様が参加されました。

公開ケース研修会は、誰もが抱えうる問題が非行の要因となりうることなどを踏まえ、非行を身近な事柄として捉えていただき、非行の背景にはどのような問題があるのか、また、自身が事例の少年の父親や母親だとしたらどのような対応をするか、更には保護司・地域住民として非行を防止するためにどのような事ができるかについて、さまざまな視点から意見を出し合い、考える機会になりました。

【模擬事例】は高校1年生の少年、優秀な兄の下で常に劣等感を抱えており、熱心に取り組んでいた部活動に挫折、不良少年のグループに入り窃盗や道路交通法違反、大麻取締法違反を起こしたケースでした。

集まった保護司や更生保護女性会の皆様のお考えや経験談をお聞きしながら、各グループが熱心に討議されておりました。

最後に、高松保護観察所の天野 保保護観察官より丁寧な講評をいただきました。

罪を犯した少年も再び社会に復帰し、地域の一員としてより良い社会づくりに参加しなければなりません。立ち直ろうとする人々には、家庭や学校、地域社会での居場所が必要であり、更生を目指す未来を信じ「温かい目でそれぞれの立場から、寄り添い・支え・立ち直りの支援の輪を広げていく」事の大切さを再確認することができました。

今後とも、保護司全体のスキルアップのために、このような研修に参加させていただきたいと思います。

残暑厳しい日が続きますが、安全で安心な地域づくりにご支援・ご協力お願いいたします。

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